今回は松葉杖のお話です。
ちなみにタイトルにある免荷とは、治療中の足を地面につけてはいけないことを差します。
大人になってからの免荷での松葉杖生活は思った以上につらいです。
子供の頃から足の怪我が多かったので、つらさはわかっているつもりでした。
しかし、忘れていました家族の存在。
そう、たいていの場合、子供は足の怪我をしても親が面倒を見てくれる場面が多かったのです。
大人になってからはそうはいきません。
1人暮らしの場合、移動手段も自分でなんとかしなくてはいけないし、家事もしなくてはいけません。
『よし!じっとしていても仕方がないからスーパーに行こう!』と意気込んで外出するも、両松葉杖では想像以上の労力がいります。
特に夏の松葉杖生活ときたら最悪です。
ラフな格好で外出し、背中には大きめのリュックサック。両脇には松葉杖。
ちなみに私が住んでいる家は、ドアを出て右に曲がろうが左に曲がろうが坂道です。
行きは下り坂ということもあり、調子に乗っていつもよりも大幅に杖を前にだして、ピョーンと飛ぶように『楽勝楽勝♪』と進みだしますが、それも数分で終了。
まずは汗が私の邪魔をしてくるのです。
それと同時くらいに、体力が落ちているので息切れがきます。
そして、いつもは平坦だと思っていた道も、松葉杖を使うと傾斜がひどい事が分かります。
それがまた進みづらい。この生活に慣れてきもバランスを崩す時があります。
そんな時、『車の運転と同じで、松葉杖も慣れてきた頃が危険なんだな』とヒヤッとさせられます。
とはいいつつすぐに調子に乗ってしまい、どこまで遠くに進めるか挑戦してしまうことも…
こんなアップダウンなテンションを繰り返しながら、目的のスーパーへ到着。
150m~250mくらいですが、こんなに遠いと思ったことは、『いまだかつてない』。
着いてからも、私の場合すぐには店内に入れません。
まずは店の前で呼吸を整え、汗をふきふき。ちょうどいい感じの座れる場所があるので、そこでひと休み。
これをしてからではないと、到底これから1人で買い物をするという気にはなれないのです。
私が人生最大級に道路について思考をめぐらせるであろうこの生活。いつまで続くことやら。
http://tokyoolympic.bz/other/matsubazue_menka.html免荷の松葉杖はつらいhttp://tokyoolympic.bz/wp-content/uploads/2016/07/matsubazue-1024x1024.jpghttp://tokyoolympic.bz/wp-content/uploads/2016/07/matsubazue-150x150.jpgbossその他その他今回は松葉杖のお話です。
ちなみにタイトルにある免荷とは、治療中の足を地面につけてはいけないことを差します。
大人になってからの免荷での松葉杖生活は思った以上につらいです。
子供の頃から足の怪我が多かったので、つらさはわかっているつもりでした。
しかし、忘れていました家族の存在。
そう、たいていの場合、子供は足の怪我をしても親が面倒を見てくれる場面が多かったのです。
大人になってからはそうはいきません。
1人暮らしの場合、移動手段も自分でなんとかしなくてはいけないし、家事もしなくてはいけません。
『よし!じっとしていても仕方がないからスーパーに行こう!』と意気込んで外出するも、両松葉杖では想像以上の労力がいります。
特に夏の松葉杖生活ときたら最悪です。
ラフな格好で外出し、背中には大きめのリュックサック。両脇には松葉杖。
ちなみに私が住んでいる家は、ドアを出て右に曲がろうが左に曲がろうが坂道です。
行きは下り坂ということもあり、調子に乗っていつもよりも大幅に杖を前にだして、ピョーンと飛ぶように『楽勝楽勝♪』と進みだしますが、それも数分で終了。
まずは汗が私の邪魔をしてくるのです。
それと同時くらいに、体力が落ちているので息切れがきます。
そして、いつもは平坦だと思っていた道も、松葉杖を使うと傾斜がひどい事が分かります。
それがまた進みづらい。この生活に慣れてきもバランスを崩す時があります。
そんな時、『車の運転と同じで、松葉杖も慣れてきた頃が危険なんだな』とヒヤッとさせられます。
とはいいつつすぐに調子に乗ってしまい、どこまで遠くに進めるか挑戦してしまうことも…
こんなアップダウンなテンションを繰り返しながら、目的のスーパーへ到着。
150m~250mくらいですが、こんなに遠いと思ったことは、『いまだかつてない』。
着いてからも、私の場合すぐには店内に入れません。
まずは店の前で呼吸を整え、汗をふきふき。ちょうどいい感じの座れる場所があるので、そこでひと休み。
これをしてからではないと、到底これから1人で買い物をするという気にはなれないのです。
私が人生最大級に道路について思考をめぐらせるであろうこの生活。いつまで続くことやら。
kazoe@archenet.jpAdministratorオリンピック英会話